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ドックによる心不全予防

人間ドックというと”がん検診”としての役割が主体と思われています。しかし、現在増え続けていて、近い将来医療の中で大きな問題となってくるのが”心不全”です。高血圧、糖尿病、脂質異常、これらの生活習慣病といわれる病気が、心不全と密接な関係にあります。心不全は進行性の疾患で、がんと同様、早期発見・早期治療をしないと手遅れになって治療が難しくなってしまう病気です。このため、生活習慣病を早めに管理して、心不全予防をすることがとても大切です。人間ドックでは、問診時や診察の際に日ごろの気になっている健康に関する疑問などをご相談いただける時間も設けいています。ぜひ、お気軽にご受診ください。

循環器内科 中井 俊子